気の使いすぎで、ぐったり・・・にも漢方を

2018.07.23

気を使って自分を抑えることが求められる今の社会。でも、あまり度が過ぎると気力までも失われてうつの状態をきたすこともあります。なんとなく憂鬱でだるい、息が十分吸えない感じがあり、イライラ・くよくよする、すっきり眠れず、ひとりになるとため息ばかり・・・よくあることです。でもそんな時に無理に気分を変えようとするのではなく毎日の生活を整えましょう。食事や運動に加えてぜひ漢方薬も試していただきたいものです。

漢方薬には鬱屈した気を巡らせる『気剤』といわれる薬や、ストレスによって弱った臓器を回復させ体調を整える『柴胡剤』などがあります。

気剤には『香蘇散(こうそさん)』や『半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)』などがあり、柴胡剤には『四逆散(しぎゃくさん)』や『柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)』などがあります。お一人お一人の状態に応じて処方を考えていきます。 ぜひご相談ください。