陰と陽

2018.11.16

朝晩、すっかり冷え込んでまいりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか?

あれだけ暑かった夏が過ぎ、寒い冬が来ようとしています。夏と冬、自然界はこのように常に反対の事象、(これを漢方的には、陽と陰といいます)で構成されていることを改めて実感します。

実は、私たち人間のからだやこころも陽と陰で構成されています。陽はあたたかい、元気、前向きのイメージで、陰は冷静、沈着、おちつきといったイメージです。

ここで肝心なのは陽と陰のバランス。陽が強すぎれば自信過剰で怒りっぽく、他人の意見を聞き入れません。そういう時は、こころの落ち着き、つまりブレーキの役割をする陰が必要です。

反対に陰が強すぎる時はこころが沈んで元気が出ません。こういう時は陽を足すだけではなく、陽に傾くのを邪魔している要因を考えてそれを除く方法をとったりします。

漢方薬のいいところは、その方の陽と陰のバランスをよみとって、その方にあった処方を行うことができるところです。

漢方薬でこころもからだもバランスを整えると人間関係や生き方も変わってきます。ぜひご相談ください。

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