こころに無責任に行動に責任を

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本日のテーマは「こころに無責任に、行動に責任を」です。

 

この言葉は森田療法の創始者、森田正馬（もりたしょうま）（１８７４～１９３４）が残した言葉です。

私たちのこころは自然そのもの。

　日々刻刻、天候が変化するように私たちのこころは勝手にいろんな考えや感情をあらわします。

そのこころの動きを私たち人間は、ついつい自分に都合よく変えようとしてしまいますが、所詮、人間は自然を克服することはできません。

私たちはこころに無力で、こころは自然現象ですから私たちは何も責任を感じる必要はないのです。

 

唯一、私たちが変えることができるのは「行動」だけ。そして、どんな行動をとるかによって性格も変わってくる、ということです。

 

いま、ご自分が「こんなことを考えちゃって…」「なんでこんな風な気分になるんだろう…」そう悩んでおられる方がいたら、それはあなたの責任ではありません。「こころ」に関する一切の責任を放棄してみて下さい。

 

そしてできる範囲で前向きな行動を起こすことです。

 

今日から、みなさまの生き方のヒントになれば幸いです。

 

悠　心身クリニック　　院長　　中澤　武志