あなたの体質は その4 於血(おけつ)
2019.07.20
皆さまこんにちは。今回は自分の体と心の不調に原因を知る、体質チェック。その4回目です。
本日の体質は、血(けつ)の滞り、於血(おけつ)タイプのご紹介です。とくに女性の不調トラブルにはまず間違いなく於血がからんでいます。
冷えやストレス、水分の排泄がうまくいかないことなどあらゆる原因で於血はみられます。では、チェックリストです。
☑ サメ肌でガサガサする
☑ 肩こりや腰痛、頭痛もちだ
☑ 生理痛が重く、血塊がある
☑ 頻繁に動悸がする
☑ 年中目の下にクマがある
☑ 唇の血色が悪い、シミが多い
☑ 産後から体調不良がなおらない
以上、あてはまるものがおありでしょうか?於血の解消は原因の一つである冷えを改善することがまずは大切。冷たいものや甘いものを控えたり、しっかりお風呂につかったり、身体を冷やさない服装を心掛けたり(女性の冷えのツボは足首にあります)することです。
漢方薬も当帰芍薬散 (とうきしゃくやくさん)、温経湯(うんけいとう)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、通導散(つうどうさん)、芎帰調血飲(きゅうきちょうけついん)などいろいろそろっています。
からだの状態、体質に合わせて適切な駆於血剤を使用すると顔色が良くなり、体調も回復していきこころも軽くなります。 どうぞ、ご相談ください。
悠 心身 クリニック 院長 中澤 武志