更年期の養生 2
2019.09.25
本日は、前回に引き続き『更年期の養生』として、前回の「腎の不調タイプ」に引き続き「心の不調タイプ」についてご紹介いたします。
まずはチェックリストを見ていきましょう
☑ 息切れがする ☑ 動悸がする ☑ 不安感がある ☑ 集中できない ☑不眠が続く ☑ 舌の色が淡い
前回の『腎』が不調になりますと、『心』にも乱れが生じます。その結果以上のような不調が出るようになります。
では、そのような養生が必要なのでしょうか?
まずは、入浴。お休み前にゆっくり湯船につかって身体を温めることで寝つきが良くなり、ストレスも発散されます。
次に、食事です。心(しん)は血(けつ)を必要としますので、血を補う黒豆やクコの実、ニンジンやホウレン草などを積極的に摂るようにしましょう。
3番目が対話です。つらい更年期の症状は周囲に相談することできもちにもゆとりが持てます。
そして最後に漢方薬。心の不調タイプには酸棗仁湯など心血を補う漢方薬が有効でしょう。
ぜひご相談ください 悠心身 クリニック 中澤 武志