アレルギー性鼻炎

2020.01.27

寒い日が続いていますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。そろそろ、鼻がムズムズして、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、頭重でお困りの方も多いのではと思います。

 

アレルギー性鼻炎の漢方治療では何といっても小青竜湯(しょうせいりゅうとう)が効果がありますが、最近は冷えが著しい方々が多く麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)を併用したほうがいい場合が多いようです。

 

小青竜湯では効果がみられない場合は、柴朴湯(さいぼくとう)、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、香蘇散(こうそさん)、柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)などとの併用が考慮されます。

 

アレルギー性鼻炎で悩まされると気分まで重くなりがちなものです。抗ヒスタミン剤などで効果が今一つであったという場合には一度試されることをお勧めいたします。

 

悠 心身クリニック  中澤 武志