現代人は渇いている

2020.05.31

不安定な世情や、様々なストレス、仕事の過酷さ、睡眠不足・・・  毎日を生き抜いていくのが大変な世の中になっています。

 

そんななか、現代を生きるわたしたちのこころとからだにおこっている変化とはどういうものでしょう?

 

実は私たちのからだとこころは少しづつ『渇いて』いるんです。

 

では、こころやからだが渇くとどういうことが起こるのでしょう。

 

漢方では私たち人間の構造を 肝・心・脾・肺・腎の5つからなると想定しています。

 

まずはからだとこころが渇くと、37度前後の微熱が出たり引いたりして、なにかの感染症を心配される方も多いのです。

 

肝が渇くと、怒りの感情が出やすく、身体が硬くなり、脱毛がおこったり、目がしょぼしょぼしたりします。

 

心が渇くと、イライラや動悸、不眠、涙が止まらないなどがおこります。

 

脾が渇くと、無性に食べたくなって過食になります。

 

肺が渇くと、乾いた咳がよくでます。

 

そして、腎が渇くと、臆病になり、身体がとにかく疲れやすく、少し動いただけでも汗が出て、夜間のトイレがふえます。

 

でも、そこは漢方。それぞれの渇きをいやす漢方薬がそろっているのです。

 

こころもからだもガサついて、なんだか最近潤いがない!そうおもったらすぐに漢方。

 

ご相談お待ちしております。

 

悠 心身クリニック 中澤 武志