こころが先か、行動が先か
2020.11.27
「意欲が出ない」「何もする気がしない」そんな時、意欲を高め不安を軽減するのが先か、とりあえず行動するほ
うが先か、そんな議論が常にあります。
わたしは『こころが先か、行動が先か』の問題は、大きな視点を忘れているのではと思います。
その視点とは、「身体」。
生まれたときはゆるゆるだった身体は、年々固まり、次第に呼吸も浅くなり、あちこちが痛んだりします。
『高岡英夫』氏が著書のなかで、「その身体で幸せを感じられますか?」と『ゆる』を提唱しています。
ゆるんだ身体は、ストレスに強く、いざという時に瞬時に行動を起こせるというのです。
固まった現代人の身体をゆるゆるボディーに変えるために、漢方で貢献したい、それが私の考えです。
肩こり、頭痛、めまい、息苦しさ、女性の月経痛、慢性的なお腹の不調、冷えなどなど・・・
できることから一つ一つ、身体を変えていくことがその方々の人生を変えていくことだと、今後も日々精進してい
くつもりです。
悠 心身クリニック 中澤 武志