水は飲むより出すのが大事
2021.04.22
健康のため、あさ一杯のお水をのむ、それを習慣にされている方も多いのではないでしょうか。
血栓予防にいいというのがその理由のようです。
しかし、忘れてはいけないのは水は身体にたまりやすくさまざまな不調を引き起こす原因にもなるということ。
例を挙げると・・・
むくみ、めまい、立ちくらみ、車酔いはもちろんのこと
急な動悸や不安感、
脱毛やからだのダル重さ、冷え症
朝起きられないことにも関係しています。
からだの余分な水分を排出する漢方薬はいろいろあります。
そのなかから本日ご紹介したのは『⑳防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)』
皮膚のすぐ下にたまった余分な水をからだの外に出してくれます。
ダイエットでしばしば使われる漢方薬ですが、それだけではなく
汗かき、膝関節痛、水のあまりから頭皮の血行障害による脱毛、さらにはうつ症状に効果が期待できるんです。
おしっこの勢いが良くなって「こんなに出てもいいの?」と思うくらいスッキリ出たときの爽快感。
毎晩の晩酌やペットボトルの便利さからついつい水をため込んでいる方々、思わぬ効果があるかもしれません。
早めの対応でこころもからだも軽くいきたいものです。
悠 心身クリニック 中澤 武志