4年目の初心

2021.07.24

おかげさまで当クリニックもなんとか4年目を迎えることが出来ました。ご来院いただいたみなさま、そして当

院のスタッフ、それから私自身を支えてくれている家族、そして毎日の漢方のおかげだと思っています。

 

そこで、本日はわたしが毎日愛用しています漢方薬についてお話ししたいと思います。

 

自分のこころとからだを常にバランスよく保つために毎日の漢方薬は食事と一緒で必ず必要です。

 

 

まず、私の場合基本になる漢方薬は『抑肝散』『黄連解毒湯』。

 

これだけ記すと、いつもイライラしていて気の短い人に思われそうですが、実はそうではなく、

 

抑肝散と黄連解毒湯を服用していると脳が熱を持ちにくくなり、頭を使いすぎて「疲れた~」にならないんで

 す

 

おまけによく眠れたり、お酒をあまり飲む気になりません。(これが一番かもしれません)

 

 

そこに、付け加えるものとして朝の『補中益気湯』。

 

朝の仕事はじめに一気に2袋は服用します。

 

「さあ、今日もやるか!」と自分を鼓舞する頼りになる漢方薬です。

 

 

それ以外にアンチエイジングに『八味地黄丸』。首や背中のコリを和らげるために『四逆散』。気分が落ち込んで

 胸が苦しく暗い部屋にこもりたいときに『半夏厚朴湯』などを随時使います。

 

 

そんなに服用して大丈夫ですか?と聞かれることがありますが、今のところなにも異常はないので多分大丈夫なの

でしょう。(皆様の処方に関してはこんないい加減ではありませんのでご安心を)

 

 

漢方薬を使う前と今を比べると体調は雲泥の差。本当に漢方の世界との出会いは大きかったと思っています。

 

この自分の体験を少しでも多くの方と分かち合いたい。

 

4年目に入り、あらためて漢方薬を探求し、皆さまの健康に寄与できるよう精進していきたいと思っております。

 

悠 心身クリニック    中澤 武志