夜空をみあげて
2021.12.27
今年も残り少なくなってきました。一段と寒さがきびしくなってくるこの時期、気持ちもなんとなくものさみしくなることも多いですよね。
わたしたち人間はさみしさとどう向き合っていくか、そこからさまざまな文化や芸術、工業製品などが生み出されていると思います。さみしさは創造の源流なのではないでしょうか。
とはいっても、このさみしさというこころをどう抱えていくか・・・
先日『経絡(いわゆるツボ)』の本を読んでいましたら、さみしさに効くツボっていうのが載っていました。
胸の真ん中にある『だん中』というツボです。
両腕を後ろで組んで胸をグーッと後ろにそらしてだん中を刺激する。これがさみしさにいいんだとのことです。
最近余裕が無くて夜空の星なんかぜんぜんみてなかった、そういう方々は仕事の帰りやお買い物の帰り道などにふとたちどまってときどき胸をそらしてきれいな星空を眺めてみはいかがでしょう。
あ、そうそう。 その際にはあったかカイロをだん中に貼ると、よりこころがほっこりしますのでお忘れなく。
悠心身クリニック 中澤 武志