ドローン丹田

2022.02.09

柔術家『広沢 成山』氏の著書を読みました。

 

面白かったのは「ドローン丹田」のくだり。

 

丹田、というのは人のからだの重心でお臍の約5センチ下、すこし身体の奥の方にあります。

 

 

その丹田をあたかも空中を浮遊しているドローンのようにとらえるという話。

 

 

これのどこに感銘を受けたかと言いますと・・・

 

 

たとえば、「仕事に行きたくないけど行かないと、学校も行きたくないけど・・・」

 

 

そういう時に重いからだとこころを無理やりひきずって、とがんばるより

 

 自分の中のドローン丹田に引きずられるように身体を連れていかれる感覚で出勤なり、登校なり、他人と会ったりする。

 

 

どうでしょう?ちょっと発想変わりませんか?

 

 

ちなみにこのドローン丹田の話、これだけではありません。

 

 

対人関係で緊張したり、プレシャーがかかるような場面で、相手の丹田にもおなじドローンがあると意識して、

 

 自分のドローンと相手のドローンを同じコントローラーで動かしているつもりで向き合ってみる。

 

 

苦手な相手とも『息をあわせる』という表現に近い一体感が生まれるかもしれません。

 

 

詳しくは同氏の著書を参考にしていただければ、デス。

 

 

悠 心身クリニック   中澤 武志