気配りでヘトヘト
2021.03.25
周りに合わせて話を聞きすぎる、いつもグループの中の調整役、気配りしすぎて肩こり、神経の使い過ぎか胃が痛い。
精神的にも疲れているが、いざ仕事を目の前にすると手が抜けないので頑張りすぎて・・・
「もうちょっとわがままでいいんじゃないの」 そう言葉をかけたくなる方々です。
でも、実際は言葉よりも漢方です!
検査で異常がないから治しようがない、などの理屈抜きにこころとからだを楽にする、それが漢方。
そして、そんな時に使うのが『柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)』。
そこはかとないこころの落ち着きが得られて、肩の力が抜けるようです。
さて、この『柴胡桂枝湯』、実は過敏性腸症候群や月経前症候群のお薬でもあるんです。
緊張してお腹が痛くなる、下痢をする、生理前にはイライラがひどい・・・
そんな方々にもよく効きます。
奥の深~い柴胡桂枝湯、これからまだまだ使用頻度が増えそうです。
悠 心身クリニック 中澤 武志