病はお腹にあらわれる
2019.02.08
本日も 悠 心身クリニック へありがとうございます。
不安、いらいら、動悸、うつ・・・現代社会では多くの方々がこういう症状を抱えていらっしゃいます。しかし、症状は似ていても合うおくすりはお一人お一人違います。そのお一人お一人の違いは実は『お腹』に現れるのです。
例えば、ある方はろっ骨の下に手の指を入れようとすると「ウッと」痛みを訴えられます。これはストレスに対するからだの反応で『柴胡(さいこ)』が入ったおくすりが効くサインです。
またある方は、おへその周りを軽く押さえるだけで「ドクドク」と動悸を触れます。この場合は不安や緊張が強かったり、身体が弱っていたりすることを示します。
さらに女性の場合は下腹部に押すと痛みを感じる場合が多く、これもお薬を選ぶヒントになります。
お腹の診察は患者様ご本人が希望され、かつ診察上必要な場合のみ行いますのでご安心ください。
『病はお腹にあらわれる』もしもの時はご相談ください。
悠 心身 クリニック 院長 中澤 武志